気温が低いだけならともかく、
強い北風が音を鳴らしている。
親交のある女性ブロガーのかたが、ブログのなかでこの曲を紹介されていた。
James Taylor による「If I Keep my Heart Out of Sight (1977)」。
なんとこの季節にあうメロディだろうか。
この曲のもつ洗練された朴訥さは、
とても懐かしく、
そして温かく、
そして切なく、
このうえなく、この寒々とした薄暮色の冬の空に恐ろしく似合っていた。
美しい音楽と出会うということは、
私にとっては、心が捩れてしまうことなのである。
追記:
「Musiquarium」は今回から怒涛の「ブルーアイド強化月間」に突入いたします。